2008年02月21日
『小梅姐さん』は戦前のJ-POPスターだ?
今日は早朝の空いた時間を使って『小梅姐さん』の特別試写。小梅姐さんとは、戦前から活躍していた民謡歌手で、本業は芸者さん。全国的に「黒田節」「炭坑節」を全国的にヒットさせた大スターだ。昨年東京でチラシを見つけて気になっていた。まるで蝶々夫人を歌うオペラ歌手のように恰幅のいい着物姿の芸者さんの写真は、聞く前からその声の素晴らしさを期待させられてしまうのだ。そのご制作に関わったスタッフが劇場に売り込みにやってきた。感覚的にこういう作品は、高齢者受けの良い作品だと感じた者の、日本民謡というジャンルが、どれだけ沖縄のおじぃ、おばぁにうけるのかは、全く未知数なのだ。その辺の状況をつかむための早朝試写会でもあったわけです。
で、その試写の結果はまずまずの手応え。見にきたときに赤坂小梅といってもピンと来ていないようだったので心配だったのですが、いざ映画を見終わると、小梅さんの生涯の物語はもちろん、懐かしい歌が多く聴けて嬉しいという声が聴けました。そう、歌手のことは知らなくても、音楽は覚えていたわけです。
白百合クラブのメンバーもそうなんですが、昭和初期の人々というのは日本民謡もけっこう知っているんですね。琉球民謡があるから日本民謡は聞かないということはないんですね。考えてみたら、今だって沖縄の人は沖縄民謡を聞くけど、一番流行っているのはJ-POPなわけで。本土で流行っていたのなら、沖縄の人も知っていて当然なはず。とは言え、赤坂小梅をどうやって、観客の記憶に結びつけるか。そこは一つの宣伝のポイントでしょう。
公開は5月の予定。できれば母の日にオバアがいっぱいやって来るような状況を期待しつつ、もろもろ計画中です。
(真喜屋)
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