2008年01月23日

二ヶ所のワークショップと試写

日本アルティスタ・アカデミー沖縄本校は俳優の穂積隆信さんが校長をつとめる俳優養成の学校。縁あって僕も映像演技の講師をしている。単純に演技だけ勉強しても、映像作品と舞台の演技は違っていて、その差を実感させ、どうやれば効果的かというのを教える授業だ。と言ってもカメラテストみたいなことを教室でやるのもつまらないので、毎週ショートドラマを撮影している。撮影中や、完成後の映像を見ながら、メディアによる方法論の違いを実感してもらっている。

《右の写真はドラマの一コマです。→》
ショートドラマといってもちゃんとした台本を考えてくるわけではない。その日、教室に来た生徒達と、カメラを持って外に出て、ピピッ!ときた場所で、即興でドラマを撮影していく。個人的に映画大喜利とよんでいる。僕がシチュエーションを決めて役をふる。若い生徒達はそこから芝居を作っていくので、センスが要求されるが、まずなによりも照れずに自分の演技をするというのがいい勉強になっているんじゃないだろうか。企画から撮影に要する時間は正味一時間。テーマは《愛と笑い》。一応は連続ドラマになっているのだが、どこに行くかわからないスリリングな作品になっている。

で、コザの講義を終えて高速を飛ばして桜坂劇場に戻ると、今度は桜坂劇場の桜坂市民大学。水曜日は新垣善弘さんの『映画制作講座実践編』。僕は制作担当。今回は新人が多いのですが、助っ人でOBも参加して賑わってきた。今期の講座からは脚本講座との連携もある。授業は新垣先生の撮影技術の講義のあと、今期に撮影する映画の会議。脚本の作りかたに試行錯誤して盛り上がる。講義のしめに、ついさっきコザで撮影した作品を見せて終了。

で、この日は『風の外側』と『いのちの食べかた』の業務試写もあって、マスコミの方も観にきていた。特に『いのちの食べかた』は衝撃的だったようである。多分、この作品の投げ掛けるテーマも、その答えも、観客自身が考えるタイプなのだ。ヒットの予感。

この記事へのトラックバックURL

http://sakurazaka.ti-da.net/t1924705