2008年01月13日

『長江哀歌』がキネマ旬報のベスト1

来週、公開される『長江哀歌』がキネマ旬報社の2007年外国映画ベスト10の1位に輝きました。一見地味な作品だけに確かな評価がついてくれると劇場としては嬉しい限り。少なくともこの映画を年間の一位と言いきるくらい好きになった人が、確実に入るということです。観ようかどうか迷っている方は、どうぞ参考にしてください。

ちなみに6位の『やわらかい手』も、3月公開の予定です。こちらもダントツにおもしろい映画ですので、多くの観客のおこしをきたいしています。邦画では2月上映予定の『天然コケッコー』が2位に入っています。また桜坂劇場でもヒットした『ひめゆり』が文化映画の中で1位という快挙。おめでとうございます。

ざっと全体を眺めてみると、特に邦画部門の作品に桜坂劇場でかかった作品が多いですね。つまり大宣伝をしないけど、きちんと評価される作品が、いっぱいあるということ。このブログに来る桜坂劇場を知っている人なら、一度は聞き覚えもあると思いますが、多分名前を聞いたことがないという人が、世の中的には多いんでしょうね。いつも話題になることですが、大規模な予算と宣伝費を使える映画と、そうでない映画の格差がハッキリしているなあと、実感するしだい。これからも小規模、中規模な秀作は公開できる、目利きをしていきたいと思います。もちろん、ドカンともうかる話題作も数多く上映できるようにしていきたいですが。

今日も会議で多様性の維持、拡大を言われていたんですけどね。まだまだ足りない感じです。

▼キネマ旬報のベスト10(赤文字は桜坂劇場公開作)

【2007年 日本映画ベスト・テン】

1位 『それでもボクはやってない』
2位 『天然コケッコー』

3位 『しゃべれども しゃべれども』

4位 『サッド ヴァケイション』

5位 『河童のクゥと夏休み』

6位 『サイドカーに犬』

7位 『松ヶ根乱射事件』

8位 『魂萌え!』

9位 『夕凪の街 桜の国』

10位 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』


次点 『愛の予感』

【2007年 外国映画ベスト・テン】

1位 『長江哀歌(エレジー)』

2位 『善き人のためのソナタ』


3位 『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

4位 『クィーン』

5位 『バベル』

6位 『やわらかい手』

7位 『ドリームガールズ』

8位 『ボルベール<帰郷>』

9位 『ゾディアック』

10位 『パンズ・ラビリンス』

次点 『デス・プルーフinグラインドハウス』

【2007年 文化映画ベスト・テン】
1位 『ひめゆり』
2位 『やーさん ひーさん しからーさん ―集団疎開学童の証言―』
3位 『未来世紀ニシナリ』
4位 『いのち耕す人々』
5位 『終りよければすべてよし』
5位 『出草之歌 台湾原住民の吶喊 背山一戦』
7位 『有明海に生きて 100人に聞く、海と漁と歴史の証言』
7位 『カフカ 田舎医者』
9位 『花の夢 ―ある中国残留婦人―』
10位 『靖国』


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