2007年05月19日

デジタルシネマで世の中は幸せになるか?!

《非劇場上映》って言葉はあまり一般的ではないですが、つまりは映画館などルーチンワークで上映をしている映画館ではない劇場での上映をさします。桜坂劇場は劇場ですが、例えば《あしびなー》などの多目的なホールでの映画上映や、公民館などの巡回上映が非劇場上映にあたります。そもそも映画が娯楽の王様だったころは、巡回上映は儲かる仕事でしたが、人口の都市集中や、映画の斜陽化で、巡回上映が不定期となり、しまいには田舎では映画が見れない状況が続いてます。

現在、文部科学省が文化的な視点でコミュニティシネマという概念を推し進め、経済産業省が産業の立場からデジタル設備を使用して非劇場上映を推し進めている。しっかり縦割りなのですが、僕ら民間はどちらとも付き合いつつ、映画を広く上映したいと考えているんで、今回この作業に関わることになりました。

5月17日、コザの沖縄市民小劇場あしびなーで、DCAJ(デジタルコンテンツ協会)主催による、地域映像文化振興のためのデジタルシネマ・シンポジウムがありました。これは新たに始まったDCAJの事業(経産省系)。地方ホールで定期的に映画のデジタル上映をしていく企画の準備です。簡単な設備と、安い経費で良質の映画を毎月上映していくことができる。桜坂劇場はその全体をプロデュースしていくことになる。現在、桜坂劇場とあしびなーが共催でおこなっている上映会の拡大版だ。まだ参加しているホールは少ないが、実績をあげて県内の隅々に映画を広めていけるようになれば楽しいと思う。


けっきょくいろいろ映画上映をやっているが、僕の場合の原動力って誰が好きとか、どの映画が好きって言うピンポイントな興味ではなく、なんか「こんな世の中って楽しいよな」的な漠然とした世界観だったりする。劇場の設備がゴージャスかどうかではなく、あっちでもこっちでも観たい映画や、好きな映画が観れると世の中が楽しくなるんじゃないかと思う。

ちなみに僕は会場に行く途中に車がエンスト。終わり頃に到着したのであまり話は聞けませんでした。生まれて初めてJAFのお世話になりました。困った人の役に立つ仕事って良いよなあ〜と、公園の地味な雑草の花畑でつくづく思いました。JAFのお兄ちゃんありがとう。



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