2006年09月17日

札幌へ出張

もう一週間前の話ですが、札幌でコミュニティシネマ・上映者ネットワーク会議と言うのに出席しました。この会議には全国から上映団体や、ミニシアターの人が集まってくる。僕らも普段は沖繩という閉じた地域にいるので、こういう機会には、お金払ってもぜひ行くべきだろって思い、出張費出してもらって行ってきました。

東京から乗り継ぎで入った会場では、すでに湯布院映画祭の中谷健太郎氏の基調講演が終盤。スクリーンに映し出された『アイガモ農業』のスライドショーにぐっときた。映画とは直接関係ないのだが、地域とのむすびつきやこだわりがなければ、地面に生えた劇場や映画館はできないのである。

休憩後、Sapporoショートフェスト2006の山岸正美実行委員長からのプレゼンテーション。韓国から来たチョン・スワンさんによる、全州(スチョン)映画祭の模様が語られた。

その後、『デジタル時代の映画上映』のディスカッション。例によって幅の広い分野の内容である。機材の問題から、デジタル映画とは何かみたいな定義の部分まで。話はおもしろいが今一つまとまらない。まあ討論会というのはそんなものだ。未整理なことを自覚するだけでも意味がある。なにより交錯した情報が生々しいのだ。

その後、懇親会では様々な劇場の人と雑談程度だが情報交換。

翌日は映画教育についてとデジタル上映についての分科会が開かれたが、デジタル上映というテーマにも興味はあったが、前述の通り渾沌とした世界に踏み込むような気がしたので。映画教育についての分科会を受けた。こちらのテーマも次世代の観客を作るという意味で、ぼくにとっては切実なテーマである。

金沢のシネモンドでの取り組みについての発表。とにかく実体験は聞いていておもしろいし役に立つ。ともあれ、日本のあちこちでミニシアターや上映団体は努力をしている。桜坂劇場はもともとの小屋がでかいので恵まれているのは確かだけど、ゆだんしてると飽きられてしまうにちがいない。見習うことの多いことを実感する。


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